奄美市住用町


奄美市住用町は、奄美大島の島南東部の住用湾に面する。人口およそ1700人。面積の約85%が険しい山岳地となっている。郡内三大河川である住用川が流れる水とマングローブの町です。日本で二番目に大きいマンブローブ原生林が群生しています。
主な観光スポット
マングローブ
マングローブは熱帯・亜熱帯地域の湿地帯や干潟に生息する植物で、住用のマングローブはメヒルギとオヒルギから成り立っています。日本では役勝川と住用川が合流する河口域に広がるマングローブ原生林が71ha以上あり、国定公園特別保護区に指定されています。
特に手つかずのマングローブの原生林は有名で、奄美大島のマングローブは西表島に次いで2番目の広さであり、東京ドーム約15個分の規模を持っています。
〒894-1201 鹿児島県奄美市住用町大字石原
タンギョの滝
住用町の住用川にあるタンギョの滝は、ダイナミックな滝として知られています。滝の全貌を見るのは難しく、川からは滝つぼに流れ落ちる部分しか見ることができません。滝つぼへの道は険しいため、ガイドを雇って行くことがおすすめです。滝つぼ周辺には大きな岩がたくさんあり、ダイナミックな景観を楽しむことができます。タンギョの滝は落差106メートル、総延長120メートルほどの大きな滝です。周囲には大きな岩が点在しており、見に行く価値は十分にあります。
〒894-1203 鹿児島県奄美市住用町大字神屋
モダマ自生地
「モダマ」と呼ばれる世界最大の豆は、アフリカからアジアまでの熱帯と亜熱帯のマングローブ林や海岸近くの常緑樹林に自生しています。この豆はつる性のマメ科常緑植物であり、サヤの平均は1mの長さと10cmの幅を持ち、非常に大きな豆として知られています。この豆は海藻のように海を漂い、分布を広げるために「藻玉」とも呼ばれ、また「ジャックと豆の木」の物語のモデルにもなったと言われています。モダマは木質のさやの中に直径約5cmの種子が9〜13個入っており、その特徴から世界最大の豆として知られています。
〒894-1114 鹿児島県奄美市住用町大字東仲間